中州の支配者である聖皇として、天下の名を馳せた凡壬の前に立ちはだかる魔尊(まそん)。凡壬はかつての聖皇の座から退き、愛する一般人の妻と幸せな日々を送ることを夢見るが、穏やかで優しいとばかり思っていた妻が、悪名高き摩尊だったなんて。 お互いの正体を隠して生きていくおかしな家族の物語。