戦禍で相棒レフを失った片眼の戦車兵アダムは、失意のまま彷徨い、廃墟の街に辿り着く。そこで出会ったのは、口がきけない敵国の少年兵だった。アダムはレフを救えなかった怒りと後悔を彼にぶつけるが、通じ合えない。そして、断絶の二人の奇妙な共同生活が始まる――廃墟の街――生死の端境で迫られる選択。’霧の幽霊’の正体とは?